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媒介契約まとめ
2022年9月30日今回は媒介契約についてご紹介します。
媒介契約とは
所有している不動産を売却したいと考えたとき、個人で希望価格に近い買い手を見つけることはそう簡単なことではありません。
そこでほとんど場合、不動産会社に依頼し契約を結ぶことになります。
これが媒介契約です。
媒介契約を結ぶと、レインズという不動産会社の情報共有ネットワークに登録されます。そこで物件の情報が共有されることで販売活動が活発になります。
この媒介契約には3種類あり、違いによって当然メリットデメリットがあります。
それでは見ていきましょう。
専属専任媒介契約メリット
・売主に1週間に1回以上の進捗報告をする義務があるため、こまめに販売状況の報告が入る
・契約した会社でしか仲介できないので積極的に販売活動をしてもらいやすい
・媒介契約後5日以内にレインズに登録されるデメリット
・契約期間中は契約を結んだ1社にしか売却は任せられず、もしも他の会社と契約を結ぶと違約金が発生する
・契約している不動産会社の集客力や販売力に左右される
専任媒介契約メリット
・売主に2週間に1回以上の進捗報告をする義務があるため、こまめに販売状況の報告が入る
・媒介契約後7日以内にレインズに登録されるデメリット
・契約を結んだ1社(例外あり)のみに任せるため、契約した不動産会社の集客力や販売力に左右される
・他社との競争がないため営業活動が消極的な場合がある
一般媒介契約メリット
・複数の会社に仲介を任せることができる
・会社同士の競争があり、条件が良くなる場合があるデメリット
・進捗報告の義務がないので販売状況がわかりにくい
・レインズに掲載の義務はない
いかがでしたか?
ほとんどの会社は他社で仲介されたくないので、専属専任契約か専任契約を結ぶことが多いと思います。
ぜひ参考になればと思います。